シンセサイザー補足
2022年02月06日(日) 20:39:45
2月6日放送のディスカバー・クイーンでは80年代を代表する、あるシンセサイザーのことに言及していたのですが、「FMシンセ」と呼んでいたそのシンセサイザーこそ、YAMAHA DX-7なのです。FMシンセと呼んでいたのはこのシンセがFM(Frequency Modulation周波数変調)方式という方式を採用していたから。FM方式のことを説明するとあまりに専門的な話になってしまうためここでは割愛しますが、その独特のきらびやかなサウンドと表現力で一世を風靡しました。
発売当時1983年、大学生だった私は家庭教師のアルバイトをして貯めたお金でこのシンセを購入しました。当時の価格は24万8千円。高いと思われるかもしれませんが、アマチュアでもぎりぎり手が届く範囲内。当時、プロが使うシンセは100万200万は当たり前で、単音しか出ないシンセでも50万ぐらいしてました。
DX-7の登場によって、プロとアマの使うシンセの価格差がほぼなくなったと言っても過言ではないでしょう。これもこの製品が大ヒットした理由のひとつだと思います。
FM方式は昨今再評価されてきていて、PC上のソフトウェアによってDX-7をシミュレートするような製品もたくさん出てきていますね。
ちなみに、One Visionのメイキング動画にあった3段積みのキーボード、その真ん中のものがDX-7なのですが、一番上のものは何かというと、Roland Jupiter-8(8音ポリフォニックのアナログシンセ)、そして一番下のものはアルバムThe Worksの回でもお話ししたヴォコーダーRoland VP-330です。
発売当時1983年、大学生だった私は家庭教師のアルバイトをして貯めたお金でこのシンセを購入しました。当時の価格は24万8千円。高いと思われるかもしれませんが、アマチュアでもぎりぎり手が届く範囲内。当時、プロが使うシンセは100万200万は当たり前で、単音しか出ないシンセでも50万ぐらいしてました。
DX-7の登場によって、プロとアマの使うシンセの価格差がほぼなくなったと言っても過言ではないでしょう。これもこの製品が大ヒットした理由のひとつだと思います。
FM方式は昨今再評価されてきていて、PC上のソフトウェアによってDX-7をシミュレートするような製品もたくさん出てきていますね。
ちなみに、One Visionのメイキング動画にあった3段積みのキーボード、その真ん中のものがDX-7なのですが、一番上のものは何かというと、Roland Jupiter-8(8音ポリフォニックのアナログシンセ)、そして一番下のものはアルバムThe Worksの回でもお話ししたヴォコーダーRoland VP-330です。