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アラン・ホールズワース・トリビュート2023

2023年01月11日(水) 20:08:21
新年一発目のライブは、1/8伊藤広規さん率いるギターマン@BL cafe 名古屋に続き、1/9同じ会場にて、アラン・ホールズワース・トリビュート2023を開催させていただきました。

アラン・ホールズワースは多くのギタリスト等に影響を与えました。ピッキングを最小限に抑えたレガート奏法とそのフレージング、空間系エフェクターをふんだんに使ったステレオ前提の広がりのあるサウンド作り、こういった今では当たり前になってしまった手法も、全てはアラン・ホールズワースにその起源があると言っても過言ではないでしょう。エレクトリック・ギターの革新者としては、ジミ・ヘンドリックスに匹敵する重要人物とも考えています。

鍵盤奏者の僕も、子供のころから彼の音楽に触れ、和声、スケール、音の表現、作曲法等いっぱい学ばせていただきました。

ただこの方、商業的成功を全く意識しないまま、その人生を、ただ己の理想を貫いて生き抜いてしまったこともあり、誰もが知る人物ではないことも現実です。

なのでこのイベント、動員的には非常に不安がありました。不安すぎてチケットの売れ行きをBL cafeさんに事前に訊けませんでした(笑)

しかしながらこのイベント、とても価値のあるものと考えて企画しましたので、お客さんが何人であろうと、当然全力で挑もうと思っていました。

そして当日、BrufordのHell’s Bellsの冒頭、ホワイトノイズ+フィルターLFOの機関車のようなサウンドを模したSEが鳴り響く中、ステージに降り立ったとき、

鳥肌が立ちました…

なんと、満席のお客様が笑顔で…

そんなわけでライブは大変に盛り上がりました。盛り上がり過ぎて気づけば3時間弱!!

ほぼすべての楽曲が演奏困難楽曲だったにもかかわらず、ライブ後、参加してくれたミュージシャンたちが口をそろえて「楽しかった!!!」と言ってくれたのは、主催者、バンマスとして嬉しかったです!!

関係者の皆さまお疲れさまでした!!

そして来てくれた皆さま、配信ご視聴の皆さま、ありがとうございました!!

アーカイブは 1/11(水)23時59分までご覧になれます。

musicians:

西脇辰弥(ミュージカル・ディレクター、key)

丸本修士(g)

関よしのり(g)

前田遊野(dr)

池尻晴乃介(b)

北尾Kinny茂久(スペシャルゲスト/vo)

セットリスト

第1部

1.Hell’s Bells Brufordのアルバム「One Of A Kind(1979)」より

2.Tokyo Dream Allanのアルバム「Road Games(1984)」より

岡聡志さんインタビュー動画

3.In The Dead Of Night UKのアルバム「UK(1978)」より w/スペシャルゲスト北尾Kinny(vo)

4.In The Mystery Allanのアルバム「Metal Fatigue(1985)」より w/北尾Kinny(vo)

第2部

1.Hazard Profile pt1 Soft Machineのアルバム「Bundles(1975)」より

2.Highway Star Deep Purpleカバー 2009年アメリカのメタルバンドSnewにホールズワースがゲスト参加したシングルバージョンに準じて w/北尾Kinny(vo)

3.スペシャル企画「もしもQUEEN楽曲にアラン・ホールズワースが乱入したら!?」

Another One Bites The Dust w/北尾Kinny(vo)

Bottom Line社長蔵原さん「アランとの思い出トーク」

矢堀孝一さんインタビュー動画

4.Letters Of Marque Allanのアルバム「I.O.U.(1982)」より

アンコール

藤岡幹大さん秘蔵映像

バンドでガチの即興演奏