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用語解説#05

2021年11月07日(日) 17:11:21
11月7日放送のディスカバー・クイーンでは、「残響の極めて少ないクイーンのコーラスに自然な部屋鳴りを付加する」、といった音響的な実験を試みました。こういった場面で活用されるのがプラグイン(plug in)です。放送中に「プラグインを使って再現してみました」といった表現をすることもちょいちょいあります。

そこで今回のテーマは、

プラグイン(plug in)とは?

現在主流になっているレコーディングの方式「PCベースのDigital Audio Workstation(DAW)」はレコーディングのみならず、ミキサー機能や、ディレイ、リヴァーブ等のエフェクト機能、それにシンセサイザー等の音源まで同じPCの中で実現することができます。私が「プラグインで再現してみました」と言うときは主に、このエフェクト機能やシンセサイザー音源のことを指すことが多いです。

PCの中に仮想現実的にレコーディング・スタジオがあると想像してみてください。そのスタジオにはオーケストラが入るような大部屋から、小さなヴォーカル・ブース、ミキサー卓やエフェクター、そして様々な楽器がいつでも使えるようになっています。プラグインとはそんなレコーディングスタジオで使われる備品のようなものです。そんな備品を駆使することによって、現実のレコーディングスタジオで起こる現象をPCの中に再現し、音楽制作に利用していくわけです。

また、プラグにインすることによって後からでも備品をどんどん買い足していくことが可能です。現在、無料のものから数万円といった高価なものまで、様々なプラグインが存在しており、私も大変便利に活用させてもらっています。